採用情報

前職では別業種での営業や学校の講師などを経験していたのですが、子どもが少し大きくなったタイミングでフルタイムで働きたいと思っていたところ、新宮商行の求人を見つけました。

もともと自然素材や住宅デザインが好きで木材に興味があったことや、海外との取引もできること、また面接の際に「新宮商行は100年以上の長い歴史がある会社だが、既存商品にとどまらず新しいことに挑戦している」という説明にとても魅力を感じました。
いろいろなことに興味があり挑戦したいタイプなので、新宮商行ならチャレンジも成長もできる環境だと思い入社を決めました。

今もずっとそう思っているのですが、お客様に対して真摯な会社だと感じました。
営業それぞれの意思を尊重してお客様に寄り添って対応し、どうやったらお客様の困りごとを解決できるか、という考えを持っている方が多い印象です。

私自身も営業として入社しましたが、木材業界は未経験だったので、業界特有の専門用語や規格の多さに戸惑いもありました。
同じ支店の方々に教えてもらったり、ときにはお客様に自分から聞いたり、持ち帰って調べたりと今でも勉強の毎日です。近隣に銭函工場があるので足しげく通って実際に加工しているところを見たり、自分でもやってみたりと実地で学んでいます。
こういった日々の学びのおかげで、工務店や建築関係のお客様に木材について知識を提供し、困りごとを解決することもあります。

また、私が所属している札幌支店の雰囲気はとても落ち着いていて、風通しが良い職場です。
わからないことも聞きやすいので、働きやすい印象です。

高耐朽性を誇る木製ドアや断熱性の高い木製窓、その他建材などを建築デザイナーや工務店などに提案し、販売しています。
既存のお客様からの注文や、お客様同士のつながりで引き合いをいただくことが多いですが、私は気になった会社には新規で営業もしています。

仕入れ先から仕入れられるもの、銭函にあるもの、倉庫に在庫しているものなどをリスト化し、お客様に常に最適な提案ができるよう心がけています。
また、仕事をするうえで「どのように使うのか、どのように施工するのかをきちんと自分で理解してから商材をご提案する」ということにこだわっており、例えば商材の一つである塗料を自分で一度実際に使ってみたり、自分で使ってみるのが難しい商材の場合は現場の大工さんにヒアリングをしたりして商材について理解を深めています。
そして、ただ「安いから」ということではなく、その商材の良さをお客様に最大限お伝えし、理解していただいたうえでご購入いただけるよう努力しています。

そのほか、展示会の出店の取りまとめや、SNSで商品や活動の発信といった広報業務などもおこなっています。

自分が売りたい！と思っていた木製玄関ドアと窓の、受注から納品まで一貫しておこなっている案件が心に残っています。
インタビューを受けている今現在もその仕事の最中なのですが、きっと一生心に残ると思います。

大きな物件のプロジェクトで1年近く前から動いており、気持ちよく発注してもらえるよう細やかな連絡を欠かさず、また時には色のサンプルを作って提案したりなど手を尽くし、無事受注に至りました。
ただ、商品の製造ミスなどトラブルが頻発してしまい、納期が迫るなか銭函工場や周りの社員に助けていただき、なんとか乗り越えることができました。
プロジェクトを完遂すべく高断熱木製ドアのやり取りをしているなかで、当初は予定の無かった外壁や内装の一部も材工で担当させてもらえることになりました。
本件とは別件で昔から取引のあった会社から、良い施工会社を紹介していただいたのです。

こうやって人のつながりで仕事をいただけたこともあり、とても思い出深い仕事になると確信しています。

国内のみならず海外からも様々な樹種を入手できることや、自社工場を持ち自分たちの手で木材加工ができることは強みだと思っています。
一つの受注から、これも、あれも…と色々なことに繋がっていくことが多いのですが、それに対応できる力が新宮商行にはあります。
挑戦の風土が根付いているので、実際に調達のために海外に出張したり、銭函工場にお客様からの依頼品が作れないかと相談したり、新しいプロジェクトを立ち上げたり、皆が向上心を持って仕事に取り組んでいるところが大きな魅力だと思います。

力を入れている商品は、道産材、北米材を使って銭函工場で製作した木製の玄関ドアと窓です。
炭素固定能や断熱性能が良く、環境へも貢献できるのでたくさんの人々に使っていただけるように取り組んでいきたいと思います。

また、仕事のやり方として、属人化をなくしていけるように努力したいと考えています。
人それぞれにいろいろなステージがあるので、「その人じゃないとできない仕事」ではなく「会社のだれでも対応できる仕事」という状態になれるよう自分にできることから始めていきたいと思っています。
そうして仕事を横に展開し、社内で助け合うことでアイディアも終結し、結果としてお客様のためにより良い商材を提案・販売できるよう邁進していきたいと思います。

就職前は専門学校で情報処理関係を学んでいましたが、いざ就職活動をするとなったとき、自分のやりたいことは何なのか悩みました。
当時は動植物と機械整備に興味があり、そのことを就職指導の先生方に相談したところ新宮商行を紹介されました。新宮商行のホームページを見てみたところ、社有林の維持管理、木材製品とそれに由来する機械製品の取り扱いをしており、自分の理想に近い事業を行っていると知りました。

さっそく会社見学の依頼をし、松戸にある機械部・関東支社に訪問したところ、工業地帯の中にあるとは思えない木を基調としたショールームに感銘した記憶があります。
また、取り扱い製品の独自性に好奇心を刺激され、入社を決意しました。

会社見学の際はショールームの上品さと案内を担当してくださった社員の方々の印象から、ハイブランドを取り扱う企業のように規律が厳しいのかと思いました。いざ入社してみると、皆さん物腰が柔らかく和気あいあいと仕事をしていました。新入社員の私には各所丁寧に教えてくださり、よく気にかけていただいた事を覚えています。
また部署間の交流が盛んで、入社後早くに多くの先輩社員と顔合わせできたため、社内の雰囲気をよく知ることができました。とても働きやすそうだと感じた記憶があります。

新宮商行では、農機具のような個人向け機械から山で活躍する林業機械まで幅広く取り扱っていますが、業界独特な機械の例を挙げると「薪製造機」という機械があります。
この機械は薪割機の超ハイグレードバージョンで、薪販売を行う業者の方向けとなっています。一般的な薪割機は小さく玉切りされた木を割ることしかできませんが、この薪製造機は山から切り出してきた4～6mにもなる原木そのままを薪に処理できます。
簡単な流れとして、ベルトコンベアでの原木投入→チェンソーでの玉切り→油圧プレスで薪割り→ベルトコンベアでの排出。この工程を手元の操作だけでできる大変独特な1台です。

このように、取扱製品がこの業界でしか見れない物ばかりです。
そしてそれに対する知識や技術が幅広く、まさに専門業者といった印象です。

主に園産機（薪割機、草刈機など）を修理しています。

薪割機を例に挙げると、大体はオイル漏れ修理となります。
まずはどこから漏れているのか調べ、部品交換が必要であればリストアップし、修理を開始する前にお客様へ見積もりを提出します。
見積もり内容にご納得いただけたら修理に取り掛かります。修理後は試運転を行い、異常が無いことを確認して終了となります。

そのほかには、新品機械の組立、試運転を行っています。部品の組付けミスは後の事故につながる恐れがあるため、慎重に作業を行っています。
また、不良品をお客様へ届けるわけにはいきませんので、試運転時での異音や動作不良も念入りにチェックしています。

仕事の醍醐味としては、大きな修理後に最初の試運転をするのですが、その際不具合なく快調に動いたときは満足度が高いです。
このほか、珍しい壊れ方の機械を修理する際、人為的に壊れてしまったのか、それとも使用している環境で耐久値が変わって壊れたのか？など、壊れる原因を突き止められると謎解きのようで面白いです。

取り扱い商材に輸入林業機械があるのですが、その機械メーカーが来日して山で使用している現場を視察しに行くことがありました。
その際、私も同行して初めて現場で活躍している場面を目の当たりにしたのですが、その驚異的な性能と現場での重要性を思い知りました。

今現在、この機械は私が担当しており組立と点検を行っております。
そのため、この視察での体験は自身が行っている仕事にいっそう責任をもって臨むきっかけにもなった、まさに忘れられないエピソードだと思います。

取り扱い製品が幅広く、それぞれに専門知識を持った従業員が付いているところが一番の強みだと思います。

また、機械部は北海道から福岡まで全国各地に営業所があるのですが、従業員同士の仲がいいので過ごしやすいと思います。
人柄が良い人が多いので、仕事で何かあったときに質問がしやすいのも良いところだと思います。

どんな技術的質問にも的確に答えられるようになりたいです。
そのために、まずは自身が担当している大型園産機の知識を完璧にしたいです。その後担当できる商材を増やし、多くの現場で機械を扱う皆様の支えになれればと考えています。

中学生のころに地球温暖化に関する授業を受けて地球環境に興味を抱き、高校では森林科学を学びました。
就職活動の際、進路について考えていたところ学校から新宮商行を紹介され、小樽本店で社員の方から会社や事業について説明を受けたあと、新宮商行の社有林に見学に向かいました。

実際の作業の様子を見学させてもらったのですが、その際にほかの会社ではまだおこなっていない、前例のない新しい作業方法に取り組んでいるのを目の当たりにしてとても感銘を受けました。
100年以上の歴史を持ちながらも新しいことに積極的に挑戦している姿勢に惹かれ、自分もここで森林と向き合い様々なことに挑戦したいと思い入社を決めました。

入社前の見学の際に「新宮商行には100年以上の歴史がある」「全道各地に山林を所有している」といった説明を受けていました。
小樽本店にも入社前に説明を受けるため一度来ているのですが、入社が決まってから改めて本店のなかに入ったときにはその説明を思い出し、100年の歴史の重みを感じました。小樽という街そのものにも風情を感じたことを覚えています。

また、実際に各地の社有林に行くようになって、ほぼ人工林の山林だったり天然林が多い山林だったりと山林ごとの特徴を実感し、新鮮な驚きがありました。

現在は二つの山林の管理を担当しており、間伐や更新伐の計画作成や作業中の確認、作業完了後の現地確認などをおこなっています。まだ担当して一年未満のため上司の助けを借りることも多々ありますが、仕事をするうえで問題が起こったとき、計画要領に基づいた対処は自分一人でもできるようになってきたと成長を実感しています。

事務作業では経理処理関連の仕事も担当しています。
また、山林研修が開催される際はコースの下見、研修所の整備など社員を迎え入れる準備から当日の案内、研修後の後片付けまでを引き受けています。なかなか山に来ることの無い各部の社員に社有林について知ってもらうことも大事な仕事です。

入社して一年目の秋に、皆伐に向けての毎木調査（一本ずつ木を調べる）を山林課全員でおこないました。
およそ5ヘクタールの面積の木々を一心不乱に調査していたのですが、そのときは余裕がなく、また見渡す限り木々だらけだったので調査した場所の全容を見ることができませんでした。調査した箇所はその年の冬に皆伐しました。

翌年の春に、一年目の秋～冬に人工造林のために毎木調査をして木を皆伐した場所を訪れたのですが、木が無い状態で全容を見て、こんなにも広い場所だったんだと驚いたことが今でも心に残っています。

自分の関わっている仕事は自分が想像している以上にスケールが大きいんだということを実感し、この仕事に責任を持って取り組もうと改めて決意しました。

入社したきっかけにもつながるのですが、それぞれの山林の特徴に合致していれば新たな補助事業に積極的に取り組むなど、新しいことに挑戦していく姿勢が魅力だと感じています。
また、林業などの現場系の仕事ですが土日も休みがしっかりとれるので、プライベートも充実できるのが嬉しいポイントだと思っています。

先々を見据えて10年後・30年後の森林像を描ける視野を持った仕事ができるようになりたいです。
GISのデータの活用・管理もすでに取り組んではいるのですがまだまだ未熟な部分も多いので、もっと学んで活用していきたいと思っています。
いずれは山のエキスパートになれるように邁進していきたいです。